【1月13日 AFP】本格的なエスプレッソがいつでも楽しめるカプセル式コーヒーメーカー「ネスプレッソ(Nespresso)」の開発者、エリック・ファーブル(Eric Favre)氏が12日、同様の仕組みでお茶を入れる新型マシン「ティープレッソ(Tpresso)」を中国・北京(Beijing)で発表した。

 ネスプレッソは、1杯分のコーヒー豆が入ったカプセルを専用のマシンにセットするだけで手軽に本格的な味が楽しめるというもの。食品大手ネスレ(Nestle)が25年前に発売したが、開発したのは1990年に同社を離れたファーブル氏だ。

 このほどお披露目された「ティープレッソ」は、アジア市場を視野に開発された。ファーブル氏が代表を勤めるスイス企業モノドール(Monodor)が前週発表したところによると、同氏は30年にわたってカプセル方式でお茶を入れるシステムの開発に取り組んできたという。(c)AFP