【11月28日 AFP】ケニア南部のアンボセリ国立公園(Amboseli National Park)は26日、野生動物保護レンジャーが同公園近くで25日にゾウの密猟者2人を射殺したと発表した。

 2人は密猟グループのケニア人とタンザニア人で、ゾウの群れを襲う準備をしていたところを射殺された。同公園当局によるとこのグループは約1か月前にゾウ2頭を殺していたため、公園当局が監視していた。

 象牙は伝統的な医薬品や媚薬の原料としてアジアや中東で需要が高く、ケニアでは2009年に200頭を超えるゾウが密漁の犠牲になった。(c)AFP