【10月21日 AFP】アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)監督作『めまい(Vertigo)』などへの出演で知られる女優キム・ノヴァク(Kim Novak)さん(77)が乳がんと診断され、治療を受けていることが明らかになった。ノヴァクさんのマネージャーが20日、詳細を語った。

 マネージャーによれば、ノヴァクさんが毎年受けているマンモグラフィー検診で乳がんが早期発見された。現在は治療中で、担当医らはノヴァクさんの体調は非常に良好で完治するだろうと話しているという。

 現在はオレゴン(Oregon)州でラマを育てる夫と一緒に暮らしているというノヴァクさんだが、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、7月にノヴァクさんの作品を集めたDVDコレクション発売された際、珍しくハリウッド(Hollywood)に姿を見せたと報じている。

『めまい』でジェームズ・スチュワート(James Stewart)の相手役を演じたノヴァクさんは、そのほか、ウィリアム・ホールデン(William Holden)、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)、カーク・ダグラス(Kirk Douglas)ら往年の大スターたちと共演している。(c)AFP