【10月11日 AFP】ハンガリー西部でアルミニウム精錬工場の廃液貯水池の堤防が決壊し有毒泥土が流出した事故で、現地では10日現在、堤防修復とともに新たな大規模流出を防ぐためのダムを築く作業が急ピッチで進められている。

 地元当局者によると2、3日以内に降雨が予報されており、雨が降れば新たに亀裂が見つかった北側部分も決壊する恐れが高いという。この事故では、これまでに7人が死亡。汚泥の直撃を受けたコロンタール(Kolontar)では、新たな流出に備えて村民のほぼ全員にあたる1000人あまりが避難生活を送っている。(c)AFP/Janos Gal

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