【10月4日 AFP】ドイツ南部コーブルク(Coburg)で2日、大声で動物の鳴き声を真似た男が、近隣住民の安眠を妨害した容疑で警察に身柄を拘束されるという事件があった。

 49歳のこの男は、2日の午後10時45分前後に大きな声で様々な動物の鳴き声を披露。特にヒツジの鳴き声がお気に入りのようで、長い時は1つのパフォーマンスが20分以上も続いた。

 現場に駆けつけた警察官が鳴き真似を止めさせようとしたが、男は拒否して鳴き続けようとし、「無分別かつ攻撃的」な態度をとった。このため、警察官らは男を一晩拘束する以外の選択肢はないと判断した。

 男の体内からは、高濃度のアルコールが検出されたという。警察は、男が近隣住民の平穏な生活を乱した罪で起訴されるほか、「ひどい二日酔いで、獣のようにのたうちまわる羽目になるだろう」と皮肉った。(c)AFP