【8月14日 AFP】国連人道問題調整事務所(OCHA)報道官は14日、洪水被害に見舞われたパキスタンで少なくとも1例のコレラ感染が確認されたと発表し、深刻な水様性の下痢に苦しむ人びとの治療活動を拡充する方針を示した。

 OCHAによれば、深刻な水様性の下痢に苦しむ人びとがこれまでに3万6000人出ているとの報告もある。報道官は、「水様性の下痢に苦しんでいる人びとが全員コレラに感染しているとは言わないが、感染は間違いなく懸念されるからこそ、コレラ治療を拡充する方針を決めた」と語った。(c)AFP