【8月5日 AFP】「米国の億万長者たちは財産の半分以上を慈善団体に寄付すべきだ」――。このような理念を提唱するビル・ゲイツ(Bill Gates)氏とウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏は4日、2人に賛同した資産家が、提唱から6週間で40人に上ったことを明らかにした。

 米マイクロソフト(Microsoft)創業者のゲイツ氏と米投資家のバフェット氏は6月、億万長者たちに「資産の50%以上を慈善団体に寄付する」ことを約束させるキャンペーン「The Giving Pledge(誓約する)」を立ち上げた。

■電話で1人ずつ説得、地道なキャンペーン

 バフェット氏によるとこのキャンペーンでは、米経済誌フォーチュン(Fortune)に掲載された米長者番付の上位400位(推定資産総額1兆2000億ドル(約100兆円))の資産家1人1人に直接呼びかけるという、シンプルな方法が取られている。これまでに70~80人に電話をかけ、非常にやんわりとした口調で説得し、4日現在で40人が「誓約」したという。 

 その中には、ゲイツ、バフェット両氏はもちろん、CNN創業者のテッド・ターナー(Ted Turner)氏、ニューヨーク(New York)のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長、米ソフトウエア大手オラクル(Oracle)の共同創設者ラリーエリソン(Larry Ellison)氏、映画監督のジョージ・ルーカス(George Lucas)氏などが含まれている。

 キャンペーンでは寄付金の用途や寄付をする時期については特に定めていないが、ペット関連や保健、教育、芸術の分野に「なるべく早期に」寄付することが奨励されている。

 番付上位の400人全員が「誓約」して資産の半分が寄付された場合、総額は6000億ドル(約52兆円)以上になると推定される。(c)AFP/Sebastian Smith

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【参考】寄付キャンペーンサイト「The Giving Pledge」(英語)