【7月6日 AFP】カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人が出演するウディ・アレン(Woody Allen)監督作『ミッドナイト・イン・パリ(原題、Midnight in Paris)』の撮影が5日、パリ(Paris)でスタートした。カーラ夫人は出番に備えている。

 同作品には、オスカー女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)、米俳優オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)やキャシー・ベイツ(Kathy Bates)らそうそうたる顔ぶれがそろっているが、カーラ夫人の映画デビュー作になるという話に注目が集まった。

 この日の撮影場所となったのは、パリ右岸の高級住宅地にあるアパート2階の1室。周辺には機材を載せた車両が停まり、窓は黒い幕で覆われていた。主要な出演者の姿は見られなかったが、アレン監督は昼ごろ、現場を去る姿が目撃されている。

 アパートの近くにいたエキストラの衣装から、舞台は1920年代になとみられる。監督の代理人によれば、映画はビジネスのために訪れたパリで揺れ動く家族の姿を描くという。(c)AFP

【関連情報】
仏大統領夫人、ウディ・アレン作品で女優デビューへ
カーラ仏大統領夫人に捧げる「ミス・ヴィヴ」新作コレクション
【カーラ・ブルーニ】記事一覧