【6月2日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相(63)は2日、民主党の臨時両院議員総会で辞意を表明した。

 沖縄県の米軍普天間飛行場(US Marine Corps Air Station FutenmaMCAS Futenma)移設問題に加え、小沢一郎(Ichiro Ozawa)幹事長(67)や自らの政治資金にまつわる問題の責任を取る形の辞任となった。前年の総選挙で民主党が圧倒的勝利を収めてから、9か月に満たない就任期間だった。

 首相は自党議員たちを前に、「政権与党のしっかりとした仕事が、必ずしも国民の心に映っていない」と述べ、「クリーンな民主党をつくりたい」として小沢幹事長にも辞任を求めたことを明かした。(c)AFP/Kyoko Hasegawa