【5月9日 AFP】09-10ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、最終第34節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)を3-1で下し、22度目のリーグ優勝を果たした。

 バイエルンは前半20分にイビカ・オリッチ(Ivica Olic)の得点で先制し、後半14分にはアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)の得点で追いつかれたが、同29分と43分にアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が得点して勝利した。

 バイエルンは前週、2位シャルケ04(Schalke 04)との勝ち点差を3とし、優勝を確実なものとしていた。

 欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)の出場権は、バイエルン、シャルケ、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)が獲得した。

 すでに2位が確定していたシャルケはマインツ05(Mainz 05)と0-0で引き分けた。ブレーメンはハンブルガーSV(Hamburger SV)と1-1で引き分けて3位に入った。

 ブレーメンは後半14分にクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)の得点で先制したが、同37分にルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)の得点で追いつかれた。

 ヨーロッパリーグ2010-11(UEFA Europa League 2010-11)の出場権は、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)が獲得した。

 レバークーゼンはボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)と1-1で引き分けて4位、ドルトムントはSCフライブルク(SC Freiburg)に1-3で敗れたが5位、シュツットガルトは1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)と1-1で引き分けて6位でシーズンを終えた。

 シュツットガルトは、2009年12月にクリスティアン・グロス(Christian Gross)監督が就任するまで、下位に低迷していた。
 
 08-09シーズンの王者VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)はフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を3-1で下したが、期待はずれの8位でシーズンを終えた。

 VfLボーフム(VfL Bochum)とヘルタ・ベルリンは10-11シーズン、2部に降格する。ニュルンベルク(1. FC Nuremberg)は16位に終わり、1部残留を懸け、FCアウクスブルク(FC Augsburg)とホームアンドアウェー方式で対戦する。(c)AFP/Ryland James