【5月6日 AFP】中国南西部の重慶(Chongqing)市で6日午前2時(日本時間同4時)ごろ、竜巻や雹(ひょう)を伴う暴風雨が発生し、国営メディアと地元当局によると少なくとも29人が死亡、190人以上が負傷した。

 被害が最も大きかった地域の1つである梁平(Liangping)県の当局者によると、同地では過去に竜巻が発生したことはないという。気象予報士らは、南部の熱波と北部の寒冷前線の接触で暴風雨が発生したと見ている。

 被害状況については現在当局が調査中だが、人民日報(People's Daily)は6県でおよそ1000棟の建物が一部倒壊したと報じている。(c)AFP