【4月16日 AFP】欧州連合のヘルマン・ファンロンパウ(Herman Van Rompuy)欧州理事会常任議長(EU大統領、前ベルギー首相)は15日、ベルギー議会で、自身初となる句集の出版発表記者会見を開いた。

 EU代表部の小田野展丈(Nobutake Odano)大使も同席した会見で、ファンロンパウ氏は、「2004年に俳句のとりこになって以来、作るのをやめたことはなく、これからも作り続ける」と述べた。

 また、短い句形は、普通の詩を書くときの「苦痛と内面の葛藤」を回避してくれると説明した。

 ファンロンパウ氏は、前年12月に議長に就任した際も、俳句を披露して記者団を楽しませている。

 全124ページの句集に収録された句はすべてオランダ語だが、ラテン語を含む4か国語の翻訳も付いている。(c)AFP