【3月18日 AFP】米大リーグ(MLB)テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のロン・ワシントン(Ron Washington)監督から、2009年シーズン中に行われた薬物検査で、コカインの陽性反応が検出されていたことが17日、分かった。

 ワシントン監督は同日、コカインの使用を認め、すでに選手には何があったかを説明したことを明らかにしている。また、同監督は引き続きチームを指揮するという。

 ワシントン監督は「わたしは大きな過ちを犯した。このことで人生をかけて積み上げてきたすべてを失いかけた。言い訳をするためにここにいるのではない。そんなものはない」と話している。

 レンジャーズのジョン・ダニエルズ(Jon Daniels)ゼネラルマネージャー(GM)は、米スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)のウェブサイトで、2009年シーズンにチームを5季ぶりの勝ち越し(87勝75敗)に導いたワシントン監督を解雇しない意向を明らかにしている。

 辞意を示していたワシントン監督は、1度だけコカインを使用したと語っている。(c)AFP