【3月5日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州に住む母子が自宅の庭先に作った古代ギリシャ彫刻「ミロのビーナス(Venus de Milo)」風の女性の雪像に、「刺激的すぎる」と近所の住民から苦情が寄せられ、警察の指示で服を着せることになった。

 2人の子どもと一緒に雪像を作ったのは同州ローウェー(Rahway)のエリサ・ゴンザレズ(Elisa Gonzalez)さん(44)によると、当初の評判は上々だったという。

「とてもきれいで、ご近所の注目の的になりました。写真を撮ったり、私たちに話しかけてくれたりしました。でも警官が来て、ある住民から苦情が出ているので、隠すべき所を隠すか、像を壊すようにと言われたんです。警察とのもめごとは避けたかったので、水着を着せました」(エリサさん)

 エリサさんの雪像は頭と腕、ひざから下がないが、パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)に所蔵されている本物のミロのビーナスには頭が残っている。(c)AFP