【2月19日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)の豊田章男(Akio Toyoda)社長は19日、同社の大規模リコール(回収・無償修理)問題で24日に開かれる米下院監視・政府改革委員会の公聴会に出席する意向を示した。

 豊田社長はこれまで公聴会に出席しないとしていたが18日、同委員会のエドルファス・タウンズ( Edolphus Towns)委員長(民主)からの招致を受け、「招致を受け入れる。米議会や米市民と直接話す機会を楽しみにしている」とコメントした。公聴会は少なくとも3回開かれる。

■いすゞもリコール

 トヨタ自動車は世界中で800万台を超えるリコールを実施。17日には、米運輸省がトヨタ自動車のカローラ(Corolla)のパワーステアリングの不具合について調査を開始したばかり。

 一方、国土交通省は18日、いすゞ自動車(Isuzu Motors)の天然ガス車「エルフ」など4車種計4286台のリコールを19日から開始すると発表した。燃料遮断弁からガスが漏れ、最悪の場合、車内で火を使うと引火するおそれがあるという。(c)AFP