【1月5日 AFP】台湾の国立台湾海洋大学(National Taiwan Ocean University)の海洋生物学者が5日、イチゴ色をした水玉模様のカニの新種を発見したと発表した。

 このカニを発見したのは、同大学の何平合(Ho Ping-ho)教授。台湾南部の墾丁国家公園(Kenting National Park)の浜辺で、前年起きた船の座礁事故が環境に及ぼす影響を調査していた際に2匹見つけたという。

 何氏は、AFPに「1匹はすでに死んでおり、もう1匹も発見時に死にかけていた」と述べた。サイズは約2.5センチメートル。現在、この新種について論文を執筆中だという。(c)AFP