【12月23日 AFP】フィリピンの首都マニラ(Manila)の南東約330キロにあるマヨン(Mayon)山は、22日も噴煙を上げており、大規模な噴火への懸念が高まっている。地元当局は、付近住民の避難を急いでいる。

 マヨン山は、数日中にも大規模噴火を起こすとみられ警戒が強まっている。保健当局は噴煙が呼吸器や皮膚に与える影響にも警戒を強めている。

 当局者によると、危険地帯からは9440世帯の4万5336人が避難している。これらの人びとはクリスマスを避難施設で過ごすことになるが、施設は過密状態だという。当局は支援物資の供給と病気の予防に力を入れている。(c)AFP/Ted Aljibe