【12月3日 AFP】米国立衛生研究所(National Institutes of Health)は2日、13株のヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の研究について、連邦政府予算による助成を承認すると発表した。前政権で禁止されていた助成が解禁されて後、初の承認となる。

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前政権は2001年、倫理的に問題があるとして、新たなES細胞研究への助成を禁止していた。しかしバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は3月、助成禁止を解除。7月に米政府がES細胞研究の最終的なガイドラインを公表していた。

 ガイドラインは、「生殖目的の対外受精で作製されたES細胞を使用すること」と定めるが、その他の条件は付されていない。

 国立衛生研究所は、今回使用されるES細胞は、すべて倫理に基づいた厳密なインフォームド・コンセントのもとで提供されたものだとしている。(c)AFP