【12月1日 AFP】元ミス・アルゼンチンのソランヘ・マニャーノ(Solange Magnano)さんが、美容形成手術を受けた後に合併症を発症し死亡した。マニャーノさんの知人らが1日、明らかにした。

 モデルのマニャーノさんは、1994年にミス・アルゼンチンに選ばれた後、結婚し、現在8歳になる双子の女の子の母親となった。

 マニャーノさんとファッション業界で仕事を共にしたという友人男性らの話によると、マニャーノさんは26日、ヒップアップ手術を受けようと、軽い気持ちでブエノスアイレス(Buenos Aires)市内の形成外科センターを訪れ、美容手術を受けた。しかし翌27日、マニャーノさんは肺血栓塞栓症を発症し救急病院に搬送されたが、29日に死亡したという。

 マニャーノさんを襲った不幸について、ブエノスアイレス形成外科医団体の元所長は、マニャーノさんの執刀医が無認可で美容手術を行った可能性があると指摘している。

 美容形成手術が手ごろな価格で行えるアルゼンチンには、美を求める女性たちが海外から押し寄せており、2008年には5年前と比べ60%増となる5万件の美容手術が実施された。(c)AFP