【11月28日 AFP】韓国・釜山(Busan)の室内射撃場で14日に起きた火災で、重度のやけどを負い市内のハナ病院(Hana Hospital)に入院していた日本人男性、島田明(Akira Shimada)さん(37)が27日夜(日本時間同)、死亡した。同病院が明らかにした。

 同じく入院中だった原田洋平(Yohei Harada)さん(37)も27日の午前中に亡くなっており、この火災による死者は15人、うち日本人は10人となった。

 巻き込まれた日本人のうち唯一生存している笠原勝(Masaru Kasahara)さん(37)は病院で治療を続けており、容体は安定しているという。

 警察は火災の原因を調べている。李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領は徹底的な調査を指示し、韓国国民に安全意識をさらに高めるよう呼びかけている。(c)AFP