【11月8日 AFP】韓国南西部の全州(Jeonju)で、68歳の女性が950回目の挑戦でついに自動車運転免許の筆記試験に合格した。

 この女性はCha Sa-Soonさん。野菜を販売する仕事で運転免許が必要となり、2005年4月からほぼ毎日のように筆記試験を受け続けてきた。受験料だけで500万ウォン(約38万円)以上を投じているという。ちなみに筆記試験の成績は合格ラインすれすれの60点だった。

「何度も不合格になりとても恥ずかしかったけれど、絶対にあきらめませんでした。4人の子どもたちも私がようやく合格したことを聞いて、大喜びしてくれました」とSa-Soonさんは喜びを語った。

 運転免許を取得するためには、今後、路上での実技試験を受けなければならないが、「私にとっては筆記試験よりも実技試験の方が簡単だと思います」と自信をのぞかせている。(c)AFP