【10月8日 AFP】2036年に地球に衝突する可能性がある小惑星アポフィス(Apophis)について、米航空宇宙局(NASA)は7日、衝突の確率を大幅に下げた。

 直径270メートル、サッカー場の2.5倍程度の大きさのアポフィスは、2004年にその存在が発見され、地球に対する脅威が指摘されて大きな注目を浴びた。

 NASAではこれまで衝突の確率を「4万5000分の1」と見積もっていたが、新しい測定法とデータによる計算では25万分の1に下がった。今回の計算は米カリフォルニア(California)州パサデナ(Pasadena)にあるNASAジェット推進研究所Jet Propulsion LaboratoryJPL)のスティーブ・チェスリー(Steve Chesley)氏とポール・チョーダス(Paul Chodas)氏が行った。(c)AFP


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