【9月29日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)グループリーグE第2節、29日にリバプール(Liverpool FC)と対戦するフィオレンティーナ(Fiorentina)のクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督が最後にリバプールと対戦したのは、ユベントス(Juventus)の選手として出場し、ヘイゼルの悲劇(Heysel Stadium Disaster)が起きた1985年のヨーロッパチャンピオンズカップ(European Cup)決勝だった。

 試合はユベントスが1-0で勝利し優勝を飾ったが、同試合はリバプールのサポーターが暴徒化したことが原因でスタジアムの壁が崩壊し死者39名を出した大惨事として記憶されている。

 これによりイングランドのクラブは欧州の舞台から5年間締め出され、以来プランデッリ監督が選手として再びリバプールと対戦することはなかった。

 現役を引退したプランデッリ監督は、各クラブで指揮官としてのキャリアを築き、ついに欧州王者に5度輝いたリバプールと対戦するチャンスを得た。しかし、プランデッリ監督はリバプールとの最後の顔合わせで起きたことは忘れたいとしている。

 プランデッリ監督は「ヘイゼルはフットボールとはまったく関係のない異常な出来事だった。リバプール、行われていた試合とも関係ない。リバプールとこの大きな経験にはつながりないと思うので忘れたいが、決して忘れられない。ここフィオレンティーナで幸せだし満足している。リバプールとの対戦にそれ以上の意味はない」と語っている。(c)AFP