【9月18日 AFP】オーストラリア北東部クイーンズランド(Queensland)州アサートン(Atherton)で17日、町の診療所が野生のカンガルーの「急襲」を受け、中にいた医師が本棚の下敷きになるという事件があった。

 被害にあったのは、精神分析医のスザンヌ・ハビブ(Suzanne Habib)さん。同僚のトニー・バドック(Tony Baddock)さんによると、全長1.5メートルほどのカンガルーが突然大きな音とともに窓を破って侵入し、室内を勢いよく跳ね回ったという。ハビブさんは悲鳴を上げてデスクの上に逃げたが、倒れてきた本棚の下敷きに。その後、バドックさんに助け出された。

 カンガルーは「気でも違ったかのように」(バドックさん)室内を6分ほど荒らした後、診療所の中心部へ向かったため、バドックさんが通路をふさいでカンガルーを正面玄関へ誘導。カンガルーは道すがら、人々をはねとばしながら出て行ったという。

 アサートンはカンガルーが生息する草原地帯からはかなり離れており、野生のカンガルーが目撃されるのは非常に珍しいという。カンガルーは一般的におとなしく内気な性格で、人間の住居に入り込むことはまれ。(c)AFP