【9月3日 AFP】(一部訂正)イタリア・セリエAのカターニア(Calcio Catania)のピエトロ・ロモナコ(Pietro Lo Monaco)・ゼネラルマネジャー(GM)は、所属する森本貴幸(Takayuki Morimoto、日本)がいくつかの欧州強豪クラブから獲得候補に挙げられていることを明かした。同GMによると、森本はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督からも評価されているという。

 ピエトロ・ロモナコ・ゼネラルマネジャーは、森本について「2009-10シーズン終了後にビッグクラブへ移籍させる。小さなクラブのわれわれが森本にしてやれることは、もうない。この夏もイングランドとフランスから重要な打診を受けた。マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督も評価している」と、朝日新聞(Asahi Shimbun)に語っている。

 東京ヴェルディ(Tokyo Verdy)で3シーズンプレーし、2006年にカターニアへ移籍した森本は、セリエAで43試合に出場し10得点を記録している。

 森本は8月23日に行われたサンプドリア(Sampdoria)との09-10シーズンの開幕戦では1得点を記録したが、第2節パルマ(Parma)戦(8月30日)は左太ももの違和感のため出場していない。(c)AFP