【8月11日 AFP】米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)最大手フェースブック(Facebook)は10日、ネット上の複数のコンテンツを共有管理できるサービスを提供する米ソーシャルフィードサービスのフレンドフィード(FriendFeed)を買収したと発表した。買収金額は公表していない。

 フレンドフィードの社員12人はフェースブックの社員となり、創立者4人はフェースブックの幹部職に就くという。

 フェースブックは前年、米マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」の買収を試みているが失敗している。フレンドフィードは、フェースブックが強化したいと考えている「リアルタイム検索」の分野でツイッターに匹敵する能力を持つと言われてきた。

 フレンドフィードの共同創立者であるブレット・テイラー(Bret Taylor)氏は、「当社が開発した数々の変革をフェースブックの2億5000万人のユーザーにもたらすことができる。チームに加わるのが待ち遠しい」とコメントした。

 フレンドフィードは、米インターネット検索大手グーグル(Google)出身の技術者ら4人が2007年10月に設立した。テイラー氏はグーグルマップ(Google Maps)開発チームの責任者だった。(c)AFP