【8月10日 AFP】ボリビア・ラパス(La Paz)の南西300キロに位置する遠隔地サハマ(Sajama)にも、世界的な金融危機の影響が強く及んでいる。ラマ、アルパカ、ビキューナ毛の生産を基幹産業とするサハマだが、ファッション産業に需要のある獣毛も、場合によっては価格が前年比50パーセント近くも落ち込んだ。遠く離れた金融の中心地で起きた危機が、ボリビアの片隅にまで影響をもたらしている。(c)AFP