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ネット依存症更正キャンプで少年死亡、指導官に殴打される 中国

2009年8月4日 21:32 発信地:北京/中国

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ネット依存症更正キャンプで少年死亡、指導官に殴打される 中国
中国北京郊外にあるインターネット依存症治療センターで、オンラインゲームをやらずに過ごすことに慣れる訓練をしている10代の若者(2007年3月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP
【8月4日 AFP】中国南部の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)南寧(Nanning)で2日朝、インターネット依存症から更正するためのキャンプに、両親にによって入れられた16歳の男子高校生が、指導官に殴られて死亡する事件が起こった。

 4日の国営英字新聞・環球時報(Global Times)が伝えた少年の父親の話によると、少年を殴ったキャンプの指導官3人は逮捕された。父親は少年のインターネット依存症を治そうと、7000元(約9万7000円)を支払って少年を「サバイバル・トレーニング・キャンプ」と銘打った1か月のキャンプに参加させていた。

 しかし、キャンプに入ってすぐに少年は独房に閉じ込められ、走るのが遅かったという理由で指導官たちに叱責され、死亡するまで殴られた。

「息子はまったく健康だったし、なにも悪いことはしていない。わたしがキャンプに置いてきたときは、ただネット依存症気味だっただけだ。一人息子が殴られて死ぬなんて信じられない」と父親は同紙に語った。

 中国のインターネット・ユーザー数は、米国の全人口の合計よりも多い3億3800万人で世界で最も多い。

 また、国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)が掲載した中国青少年インターネット協会(China Youth Internet Association)の前年の調査によると、インターネットを使う10代の若者は約1億人だが、そのうちネット依存症になっているのは1000万人を超すという。

 ネット依存症の診断法や治療法には議論がある。衛生省は7月、ネット依存症の治療に電気ショック療法を用いることを禁じた。(c)AFP
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