【8月4日 AFP】(写真追加)タイの航空当局によると4日午後2時ごろ、リゾート島として知られる同国のサムイ島(Ko Samui)で、タイ西部クラビ(Krabi)発サムイ島行きのバンコク・エアウェイズ(Bangkok Airways)の小型旅客機が着陸に失敗して滑走路を外れ、管制塔に衝突した。

 事故で操縦士1人が死亡、10人が足を骨折するなど負傷したと、タイ航空局のKannikar Kemavuthanon局長が現地テレビに語った。負傷者の大半は観光客だという。

 サムイ島の行政長によると、事故当時は雨が降っており、乗客は全員救出された後、病院へ搬送された。同機は管制塔に突っ込んだが、火災は起こらなかった。警察によると、客席数70の同機には68人が搭乗しほぼ満席状態だった。(c)AFP