【7月10日 AFP】(一部更新)ケチでごうまんで、現地語を全く話そうとしないフランス人旅行者は、世界最悪の宿泊客――。ドイツの調査会社TNSインフラテスト(TNS Infratest)がオンライン旅行会社エクスペディア(Expedia)向けに、世界4万件のホテルを対象に行った調査結果が、9日公表された。

 調査は前月、27か国の宿泊客について、礼儀正しさや気前の良さなど9項目についてホテルの経営者や従業員に評価してもらった。

■日本人は3年連続「最良宿泊客」

 最良の宿泊客の栄誉に輝いたのは3年連続で日本人で、清潔さ、礼儀正しさ、静かさ、不平不満の少なさの項目で高い評価を得た。

 夏になると地中海のリゾート地でビール片手にどんちゃん騒ぎをすることで知られる英国人が、態度や礼儀正しさ、静かさ、そして上品さが評価され、意外にも2位に入った。英国人は服装センスでもイタリア人に次いで2位だった。

 不平不満の項目では、何か不具合があってもめったに文句を言わない模範的な日本人に次ぐ位置にカナダ人がつけた。

■最悪はフランス人、米国人は気前はよい

 フランス人は、気前の良さやチップの額で最下位。全般的な態度や礼儀正しさも下から2番目と低かった。一方で、上品さは改善されて第3位。思慮深さや清潔さにも改善が見られた。

 とはいえ、現地の言葉への順応性が最も低いのもフランス人だった。逆に、この項目でトップだったのは米国人。米国人は、例えばピザやバゲットやパエリアを注文するとき、プライドをかなぐり捨てて現地の言葉を使うというわけだ。

 ただ、米国人は出費額やチップの額、つまり気前の良さではトップだったが、清潔さ、静かさ、不平不満の数、服装センスでは最下位だった。

 最悪の旅行者という評価でフランスのライバルであるスペイン人やギリシャ人も、ほとんどの項目で最下位あたりをさまよっている。(c)AFP

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