【6月18日 AFP】インターネットの検閲を強化する中国は18日、米インターネット検索大手グーグル(Google)の中国語版「グーグル・チャイナ(Google China)」に対し、ポルノ画像の中国国内への浸透を許していると非難をあからさまにし、処罰法の適用もちらつかせた。

 同国のインターネット監視機関、中国インターネット違法悪質情報通報センター(China Internet Illegal Information Reporting CentreCIIRC)は声明で、「グーグル・チャイナはわが国の法規制に従ったポルノ画像の防止フィルタリングを導入していない」と非難した。この結果「国外のインターネットから大量のポルノ映像が入り込み、ウェブサイトを通じて国中に広まっている。これは深刻な法規違反だ」と警告している。

 同センターの声明は、国営中国中央テレビ局(CCTV)の夜のニュースで読み上げられた。また、ニュース後の最近の出来事に関する特集でも中心テーマとして取り上げられた。

 声明はさらに「CIIRCはグーグル・チャイナに対し、同サイト上から徹底的にポルノ画像やひわいなコンテンツを削除するよう求める。また、関係各省に対しグーグル・チャイナへの法に基づく処罰を検討するよう打診している」とした。 

 CIIRCは2004年に中国国務院(State Council、内閣)と公安省、情報省が合同で発足させた。
 
 この件について、グーグル側の談話はこれまでのところ発表されていない。(c)AFP