【5月6日 AFP】新型インフルエンザの影響でメキシコで足止めされていた中国人らが6日、中国政府のチャーター機で上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)に到着後、ただちに隔離された。上海(Shanghai)市当局者が述べた。

 地元当局報道官は、AFPに対し、政府がチャーターしたボーイング(Boeing)777型機で帰国した中国人乗客と乗員ら計119人が、帰国後ただちに隔離されたと述べた。

 これまでに中国で確認された新型インフルエンザは香港(Hong Kong)での1例のみだが、中国政府は、強硬手段をとってでも新型インフルエンザを水際で阻止したい考えだ。

 帰国した乗客98人の大半は、メキシコに仕事で滞在していたが、新型インフルエンザの流行拡大を受けて中国当局が中南米からの航空便の運航を中止した際、同国に足止めされていた。(c)AFP