【5月4日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の孫娘にあたるユージェニー王女(Princess Eugenie)が、旅行先のカンボジアで引ったくりに遭い、ボディーガードのおかげで難を逃れていた。英大衆紙「サン(Sun)」が3日、報じた。

 サン紙によると、王女はカンボジアを旅行中のある晩、首都プノンペン(Phnom Penh)の通りを友人と歩いていたところ、男がこの友人の財布をひったくろうとした。

 離れて警護にあたっていた王女のボディーガード2人が王女を守るため駆け寄り、男を取り押さえようと組み付いたが、男の仲間が投石してきたため王女の安全を優先、取り逃がしたという。ただ、王女や友人は無事で、財布も取り返した。

 サン紙によると、英王室の警護担当官が、体を張って王族を危機から救ったのは10年ぶり。ユージェニー王女は、エリザベス女王の次男のヨーク公アンドルー王子(Prince Andrew)の次女。(c)AFP