【3月31日 AFP】30日に辞任した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のリチャード・ワゴナー(Richard Wagoner)前会長兼最高経営責任者(CEO、56)が、退職にあたり年金など約2000万ドル(約19億6000万円)を受け取ることが分かった。GM広報が同日、明らかにした。

 同社は解雇手当ではないとしている。また、ワゴナー氏が受け取る資格があるこのほかの退職関連手当については今後検討するという。

 ワゴナー氏は、デューク大学(Duke University)で学んだ後、ハーバード大学(Harvard University)で経営学修士号(MBA)を取得し、1977年にGMに入社。北米部門の上級副社長、社長などの要職を務め、2000年にCEOに就任した。(c)AFP