【3月14日 AFP】チェコ南部ブルノ(Brno)で、拾った手錠を自分にかけて外せなくなった男性が警察署で逃亡犯だと疑われるという珍事件が起きた。チェコ通信(CTK)が13日、報じた。

 この男性(48)は、ゴミ箱で見つけた手錠をパブに持っていき、そこにいた友人たちと、アクション映画のヒーローのように針金で手錠を外せるか賭けをしたという。

 手錠を外せなくなった男性は結局、警察署に行き助けを求めた。ところが警察官たちは男性の話を信じず、長時間にわたってこの男性に犯罪歴がないかどうか詳細に調べ始めたという。

 警察の報道官は「手錠した男性が思いつめた顔で警察署にやってきたが、ここではだめだとわかって、結局は鍵屋を探しに行った」と述べた。(c)AFP