【3月11日 AFP】英誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence UnitEIU)が9日に発表した調査結果によると、円高によって、東京と大阪は国外居住者にとって世界で最も「金のかかる」都市になっていることが明らかになった。一方、オーストラリアやニュージーランドは、通貨の急落によって生活費が下がっているという。

 また、中国元は米ドルと密接に連動しているため、各国通貨が米ドルに対し価値を下げている現在、中国での生活費も上昇している。

 最新の調査で明らかになった最も生活費がかかる世界の上位10都市は、ほとんどが欧州の都市で、東京と大阪以外のアジアの都市で10位以内に入ったのは、シンガポールだけだった。(c)AFP