【2月28日 AFP】アイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)が、乗客による機内トイレ使用を有料化にすることを検討している。マイケル・オレアリー(Michael O'Leary)最高経営責任者(CEO)が27日に明らかにした。

 オレアリー氏によると、同航空は客室のトイレのドアに1ポンド(約140円)硬貨で開くようにする装置を取り付ける構想を検討しているという。

 ライアンエアは前週、コスト削減のためとして年内のチェックインカウンター全廃を発表したばかり。

 もっとも同航空広報のスティーブン・マクナマラ(Stephen McNamara)氏は機内トイレの有用化について、「マイケル(オレアリーCEO)は常にさまざまな構想を練っている。現在、社内で検討中であり、直ぐに導入する計画はない」と微妙にトーンを下げている。(c)AFP