【2月19日 AFP】(一部訂正)英国の鉄道駅にこのほど、「キス禁止」を示す標識が自動車の降車ゾーンに設置された。長すぎる別れのあいさつがエンジン全開になり、駅前が渋滞となるのを防ぐためだ。

 標識を設置したのは、英リバプール(Liverpool)とマンチェスター(Manchester)の中間に位置するウォリントン(Warrington)の町のウォリントン・バンクキー(Warrington Bank Quay)駅。

 一方、同様のデザインの「キスOK」ゾーンを示す標識も、比較的邪魔にならないとみられる場所に設置された。

 運営するヴァージン(Virgin)グループ傘下の鉄道会社は、「駅でのキスを禁止したのではないが、降車区域は狭くて渋滞することが多いため、標識を掲げた」と説明。「標識は、明るい雰囲気で利用客をスムーズに移動させるための手段」と述べた。(c)AFP