【2月13日 AFP】(一部更新)米ニューヨーク(New York)州で12日夜、乗客乗員48人を乗せニュージャージー(New Jersey)州ニューアーク(Newark)からニューヨーク州バッファロー(Buffalo)に向かっていたコンチネンタル航空(Continental Airlines)3407便が、バッファローの空港に近い住宅に墜落し、炎上した。

 事故機はボンバルディア(Bombardier)DHC-8Q400型機で、バッファローがあるエリー(Erie)郡の当局者によれば、この航空機は、着陸予定時刻の5分ほど前、12日午後10時20分(日本時間13日午後12時20分)ごろクラレンスセンター(Clarence Center)という街に墜落した。クラレンスセンターの防災責任者は、1つの建物が激しい損傷を受け、激しく炎上して手が付けられず、複数の死者が出たと述べた。現場は州警察が封鎖しているという。

 事故直後、CNNテレビは住宅地の真ん中で炎を上げる残がいの様子を放送し、2人が病院に運ばれたと伝えた。その後州警察は、乗っていた48人全員と地上にいた1人の計49人が死亡したと発表した。

 現時点で事故機にトラブルがあったとの報告はなく、あるエリー郡職員は「事故機は突然レーダーから消えたと聞いた」と述べた。事故当時、現場付近では雪とみぞれが降っていたが、この季節の天候としては珍しいことではないという。(c)AFP