【1月24日 AFP】中国国営の新華社(Xinhua)通信は24日、中国北西部の新疆ウイグル(Xinjiang Uighur)自治区で31歳の女性が強毒性の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染して死亡したと伝えた。今年に入ってからの鳥インフルエンザによる死者数は4人となった。

 女性は家禽市場を訪問した後10日に発症し、23日に死亡した。新華社通信が地元保健当局の話として伝えた。検査でH5N1型のウイルスに感染していたことが確認された。

 中国ではこの女性を含め過去1週間で3人が鳥インフルエンザで亡くなっている。13億人の中国人の多くが外出し、家禽類の料理を大量に消費する春節(旧正月、Lunar New Year)が来週に迫っていることから、鳥インフルエンザの感染拡大への懸念が高まっている。(c)AFP