【1月16日 AFP】四大大会(グランドスラム)の女子シングルスで通算9勝を挙げたモニカ・セレシュ(Monica Seles、米国)さんら4人が15日、2009年の国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)入りを果たした。

 7月11日のATPのイベントで開催されるセレモニーでは、元世界ランク1位のセレシュさんをはじめ、60年代に活躍したスペインのアンドレス・ヒメノ(Andres Gimeno)氏、アリシア・ギブソン(Althea Gibson)さんやアーサー・アッシュ(Arthur Ashe)氏(共に故人)ら黒人選手のキャリア形成に寄与したドナルド・デル(Donald Dell)氏、ジュニア選手の育成に貢献した故ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)氏らが表彰される。

 世界ランクで計178週トップに立った35歳のセレシュさんは、1991年と1992年に全米オープン(The US Open Tennis Championships)を、1990年から92年にかけて全仏オープン(French Open)を、1991年から93年と1996年に全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)を制している。

 セレシュさんの15年のキャリアは、1993年にハンブルク(Hamburg)で開催された大会でライバルだったシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)さんの熱狂的なファンに背中を刺されて中断を余儀なくされ、復帰まで27か月を要したが、復帰戦となった1995年のカナダ・マスターズ(Canada Masters)で優勝を果たすと、同年の全米オープンでは決勝に進出し、1996年の全豪オープンでは自身にとって最後のグランドスラム優勝を飾っている。

 旧ユーゴスラビア出身の米国人であるセレシュさんは、1990年に16歳6か月で史上最年少で全仏オープンを制すなど、シングルスで通算53勝を飾り、生涯獲得賞金は1400万ドル(現在約12億6000万円)を超え、2000年のシドニー五輪では銅メダルを獲得している。

 また、ヒメノ氏は1972年に34歳の史上最年長で全仏オープン制覇を果たし、オープン化(プロ選手出場解禁措置)初期の時代にシングルスで7勝を挙げ、世界ランクでは最高9位になっている。(c)AFP