【1月14日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)政権の国務長官に指名されたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(61)は13日、米上院外交委員会の指名承認公聴会で北朝鮮の核兵器拡散に強い姿勢で臨むと証言した。

 かつて北朝鮮の核兵器技術がシリアに、核のノウハウがリビアに流出した疑いがあると述べたこともあるクリントン氏は、「我々の目標は北朝鮮の核プログラムを、プルトニウム再処理と高濃縮ウランの両方とも終わらせることだ。何が実行可能かを見極めるには、現実に即した強硬な外交が必要だと考えている」と述べた。

 クリントン氏は、オバマ政権は6か国協議を支持し、米国とアジアの同盟国との関係強化に取り組むと述べた。

 一方、北朝鮮外務省は13日、米国が北朝鮮敵視政策を止めない限り、北朝鮮は核兵器を手放さないとの談話を出した。(c)AFP/Lachlan Carmichael