【1月7日 AFP】2007年に飲酒運転による交通事故を引き起こした元アイスダンスの世界王者のマキシム・スタビスキー(Maxim Staviski、ブルガリア)に5日、懲役2年6月の実刑判決が下された。

 スタビスキーには当初、執行猶予付き2年6月の判決が言い渡されていたが、最高裁はブルガス(Burgas)の地方裁判所に審理を差し戻し、同地裁はスタビスキーに対し実刑判決を言い渡した。

 2007年8月にスポーツカーを運転していたスタビスキーは、車のコントロールを失い、対向車と正面衝突した。対向車を運転していた23歳の男性が死亡し、同乗していた3人のうち18歳の女性が昏睡状態で病院に搬送され現在も特別な治療を受けている。他の2人(17歳の男性と18歳の女性)は軽傷を負った。(c)AFP