【1月2日 AFP】イタリアの首都ローマ(Rome)のテベレ川(River Tiber)で1日、新年恒例の寒中飛び込み大会が行われた。

 今年は気温約10度、時折雨が降る中、21回目の出場を果たしたマウリツィオ・パルムッリ(Maurizio Palmulli)さん(56)ら4人が参加した。

 刺青をほどこし、白髪のロングヘアのパルムッリさんは、近郊のオスティア(Ostia)の救助員。観客の声援を受け、傍らで救急車と救急隊が待機する中、カブール橋(Cavour Bridge)から17メートル下のテベレ川に飛び込み、「12月の豪雨でイタリア各地で亡くなった人たちにこのダイブをささげる」と語った。イタリアでは前月の豪雨でローマで1人、その他の地域で少なくとも3人が死亡している。

 11年連続参加のバーテンダー、マルコ・フォイス(Marco Fois)さん(45)は前方2回宙返りのダイブを披露した。(c)AFP