【12月28日 AFP】イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の拠点を標的に大規模なガザ空爆を行ったが、パレスチナ側の死者は少なくとも228人、負傷者は約700人に達した。

 イスラエルのエフド・バラク(Ehud Barak)国防相は「戦闘は長く困難となろうが、行動する時が来た」と語り、作戦は必要な限り継続されるとの見解を示した。

 シリアに亡命中のハマス政治部門の最高指導者ハレド・メシャール(Khaled Meshaal)氏はダマスカス(Damascus)で、パレスチナ人にイスラエルに対する蜂起を呼び掛けるとともに、新たな自爆攻撃が生まれるだろうと明言した。(c)AFP/Sakher Abu El Oun