【12月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)を指揮するアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は23日、キャプテンのセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が21日に行われたリバプール(Liverpool FC)とのリーグ戦でひざの靱帯(じんたい)を部分断裂し、4か月戦列を離れることを明らかにした。

 セスクはリバプール戦でシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)と接触して負傷し、前半戦を終え交代していた。

 当初ベンゲル監督はセスクの離脱を3週間と見込んでいたが、精密検査の結果同選手が4月までプレーできないことが確認された。

 ベンゲル監督は「良くないニュースだ。3か月から4か月かかるだろうが、我々は4か月とみている。彼は早く復帰するために懸命に努力するだろうが、私は4か月とみている」と語っている。

 チームの要である同選手の離脱は、4シーズンぶりのタイトル獲得を目指すベンゲル監督にとって大きな打撃になる。

 2007-08シーズンのオフにマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini)をはじめジルベルト・シウヴァ(Gilberto Silva)やアレクサンデル・フレブ(Alexander Hleb)を放出し、さらにトマス・ロシツキー(Tomas Rosicky)も怪我から復帰しておらず、ベンゲル監督には経験豊富な中盤の駒が不足している。(c)AFP