WWF、環境版「信用収縮」の危険性を指摘
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【10月30日 AFP】(一部更新)民間自然保護団体、世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は29日、報告書「生きている地球(Living Planet Report)」を発表し、枯渇しつつある地球の恵みを無謀に借りることで地球を環境的「信用収縮」に追いやっていると警告した。
森林や水、土、空気、生物多様性などの自然資産への高まる需要は、世界が資源を再生できる能力をすでに3分の1上回っているという。
「われわれの需要が今と同じ速度で増加を続ければ、2030年代半ばまでには生活様式を維持するために地球2個分が必要になる」とジェームズ・リープ(James Leape)事務局長は語った。
経済危機で金融機関の救済に要する費用は巨額ながらも、環境へのダメージで毎年失われる価値あるものに比べれば小さなことだ。
欧州連合(EU)の研究によると、生態系の悪化で人類は毎年世界各地で2-5兆ドル(195-488兆円)相当の自然資産を失っている。(c)AFP/Marlowe Hood
関連情報
『生きている地球レポート2008年版』から分かること(1)
『生きている地球レポート2008年版』から分かること(2)
『生きている地球レポート2008年版』から分かること(3)
森林や水、土、空気、生物多様性などの自然資産への高まる需要は、世界が資源を再生できる能力をすでに3分の1上回っているという。
「われわれの需要が今と同じ速度で増加を続ければ、2030年代半ばまでには生活様式を維持するために地球2個分が必要になる」とジェームズ・リープ(James Leape)事務局長は語った。
経済危機で金融機関の救済に要する費用は巨額ながらも、環境へのダメージで毎年失われる価値あるものに比べれば小さなことだ。
欧州連合(EU)の研究によると、生態系の悪化で人類は毎年世界各地で2-5兆ドル(195-488兆円)相当の自然資産を失っている。(c)AFP/Marlowe Hood
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