【10月29日 AFP】イスラエルの各政党は28日、総選挙の日程を前倒しして来年2月10日に実施することを決めた。この決定により、米国が主導してきた中東和平交渉も少なくとも3か月間は先送りされることになる。

 イスラエル国会(クネセト、Knesset)のGiora Pordes報道官によると、国会は11月11日に閉会する。

 日刊紙イディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)が27日に発表した世論調査では、現時点で選挙を実施した場合、与党第1党で中道右派のカディマ(前進、Kadima)が最大議席数を維持するものの、野党の右派リクード(Likud)が躍進し、中道左派の労働党(Labour)を大きく引き離して2番手につけている。(c)AFP/Ezzedine Said