【10月24日 AFP】石油輸出国機構(Organization of Petroleum Exporting CountriesOPEC)は24日、オーストリア・ウィーン(Vienna)で開催した臨時総会で、日量150万バレルの減産を11月1日から実施すると決定した。

 世界規模の金融危機による経済活動の鈍化でエネルギー需要の減少が見込まれることから、アナリストらの事前予想でも、OPECが日量100万バレル以上の減産に踏み切るとみられていた。

 原油価格の下支えを狙った減産決定だが、減産発表直後のロンドン(London)市場では、北海ブレント(Brent North Sea)原油が2007年3月以来となる1バレル=62.00ドルまで落ち込んでいる。(c)AFP