【10月9日 AFP】「007」シリーズ最新作『007/慰めの報酬(Quantum of Solace)』で、前作に引き続きジェームズ・ボンド(James Bond)を演じる英俳優ダニエル・クレイグ(Daniel Craig、40)が、「エル(Elle)」誌のインタビューで同作について語った。

 その中で、撮影中にけがをして顔面を8針縫う美容整形手術を受けていたことを明かしている。撮影中のセットで共演者に偶然蹴られてしまったことが原因だという。「撮影を中断しなければならず、とんだ迷惑だったよ。でも素晴らしい手術をしてもらった」とクレイグ。

『慰めの報酬』で再び「M」を演じる共演者ジュディ・デンチ(Judi Dench)については、「英映画界の女性リーダー的存在だ」と称賛している。「ジュディには、持って生まれた“パワー”がある。『007、あなたは本当にばかね』と言って、突拍子もない行動を取るのを止めさせる『M』みたいな女性が、ボンドには必要なんだ。でも2人は男女の関係にはならない。脚本のネタが尽きない限りはね」

 クレイグは、ボンドの新たな魅力を引き出したかったという。「ボンドがカクテル好きでセクシーなだけで、内面の葛藤がなにもない男だったらつまらないだろう。ボンドはよく怒りを爆発させている。そうした一面があることを見せたかった」。そして最後に「ボンドを永遠に演じるわけではないが、彼が変化していく過程で、自分が新たに何かを加えたのだと思いたい」と付け加えた。(c)AFP